オルティアルームランプ製作 その1

狭い!

長年愛用しつづけているオルティア(EL3)ですが、電装品の改良も兼ねてルームランプを製作してみました。
元々は、T10のウェッジ球(5W)なので、よく諸兄方が製作されている基板エッジ加工型にしてみました。


図1.プリント基板加工図

なお、ハウジングが狭いため、20mm平方程度しか有効に利用できません。これではあまりLED載せられないです。(T_T)

部品削減

あまりLEDを載せれないので、受動部品は極力少なくします。
挿入方向が固定のため逆流防止ダイオードは省略します。
LEDのVFが3.1Vなので、4個直列に出来そうですが、マージンを取って3直(9.3V)とします。 駆動方法は電流制限抵抗型にします。 よく3直でCRDを利用している人がいますが、CRDは5V以上ないと定電流特性を示さないので、はっきり言って無駄です。
バッテリーが繋がっている限りは15.6V以上にはならないので(1セルあたり2.6V)、抵抗型で十分だと思います。
ただオルタネーターや、レギュレータが壊れた場合、バッテリーが外れた場合はこの限りではないので、安全の為に入れておくのも良いと思いますが、 その時はあきらめるしかないです。
よって回路図は以下のようにしました。


図2.回路図

実装

基板は20年も前のベーク(t=1.0)で作りました。(単に余っていたから)
このLED、指向性が強いので(±10度)若干放射状に傾けました。


図3.完成

とりあえず組み込んでみました。


図4.T10ウェッジ球(5W)


図5.LED(9個、20mA)

LEDが向いている方向はそれなりに明るいのですが、デッドゾーンはやはり白熱灯にくらべて暗いです。(;_;)

ハイパワーLEDが手に入ったら再度挑戦します。